カテゴリー : 今日の様子

オヤジキャンプ

2015年5月以来の投稿です。

その間、気がつけば自分は学園長となり、今は「はやきた子ども園」の園長になりました。(2016年4月から)

なので、園長日記ですが、今回は学園長日記として投稿します。

 

なぜ、今になって投稿することになったかというと、この画像を見てもらえばわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、今日は冬のオヤジキャンプの日なのです。

 

きっかけは3年前。

あるお父さんの「せっかく森があるのだったら、冬もキャンプが出来ないか?」という一言でした。

電気も水もなく、真冬にキャンプなんて誰もが本気にしませんでしたが、そこは恵庭幼稚園のオヤジ達です。

「じゃぁ、試しにやってみる?」

「災害時に冬でも生き残れるか試してみないとわかんないよね?」

そんなムチャクチャな理由で、やってみることになったのです。

 

初年度は、何もない森で焚き火をして焼肉。

雪の上の焚き火なので雪が溶けて焚き火に入り、煙がスゴい。

目はイタイは、煙はくさいはで散々でした。

それでも無事に生還して「イケるね!!」ということになり、そして2回目の昨年。

一年目の教訓をもとに、焚き火はしっかりと雪や水が入らないように。

快適なキャンプだったはずなのですが、この年はとにかく寒かった。

 

森の気温はマイナス15℃。

ビールが凍り、クーラーボックスは凍らないために使う入れ物でした。

なんとか生還したものの寒さがひどくて、「東屋を作ろう。寒くてホントにマズイ」ということになりました。

 

そして今年。

春から東屋を作り始め、10ヶ月かけて何とか完成。

今年は写真の通り、屋根もあり、壁にはブルーシートを張ってとても快適です。

 

冬の夜に灯る、森のランタン。

 

 

 

 

 

 

 

 

とても幻想的です。

そしてお父さん達が作った小屋。

 

 

 

 

 

 

 

 

屋台みたいになっていますが、中は十分快適です。

子どもの頃に「やってみたいな。でも絶対、親からダメって言われるんだろうな」というような事を、今、実現させているところです。

ツリーハウス、ハイジのブランコ、ターザンロープ、森のキャンプ(夏)、冬のキャンプ、キャンプファイヤー、川でカヌー。

好き放題、遊んでいます。

一年目5人、二年目8人、三年目の今年は13人。

少しずつ、楽しむオヤジが増えています。

親が楽しいと子どもも楽しい。

ALTのアンドリュー先生も参加し、とにかく楽しくやっています。

 

 

というわけで、なぜ園長日記を再開したか。

「学園長、『園長日記』はいつ再開するんだい?」

ついさっき、お父さん達につっこまれたからです。

また、少しずつ書き始めたいと思います。

 

避難訓練

今日は、「不審者」の避難訓練がありました。
千歳警察署の方にきていただき、実際に男性職員が不審者役に扮して侵入。
先生の「助けて〜!」の大声で、不審者の取り押さえに先生が急行。
その隙に子ども達が逃げるというシナリオです。

不審者役の男性職員は、バスの先生。
今日のために黒ずくめの服を用意してくれました。
いかにも『不審者』という、わかりやすい格好(マスクにサングラス付)であらわれ
ドスのきいた声で入ってきます。

今回の侵入先は年中ひばり組です。
担任が「助けて〜!!!!」と職員室にまで届く声で叫びます。
かけつけるのは、これもバスの先生と男性教員。
さすまたをつかって、ここからが本番です。
本気モードで戦います。

その姿を警察署の方がカメラでパシャパシャ。
自分もかけつけ、カメラでパシャッと行きたいところですが、
さすがに自分は避難場所の指揮をとらなければいけません。

一足先に園庭にでて、子ども達を迎えます。

今年初めての避難訓練と言うこともあってか、
今回は全員が避難し、安否確認報告まで4分もかかってしまいました。

次回の地震、そして火災の訓練では3分台で避難を終えたいと思います。

北清の森

今日は年長さんが初めて森に行く日です。
昨日から「明日は森なんだよね」と楽しみにしていたようで、
期待度MAXの状態で今日を迎えました。

自分は一足先に年長の先生と森に行ってフィールドチェックです。
フォールドチェックとは、子ども達が活動する場所の安全確認や活動確認のことを言います。
チェック箇所が決まっていて、遊具はロープなどのゆるみがないか、
丸太橋に危険はないか、崩れそうな斜面や折れそうな木はないか。
他にも自然の様子(植生や遊びに使えそうな枝葉など)も事前に活動し、
子ども達の活動に備えます。

このフィールドチェックで、使用しない場所や活動内容の変更も出てきます。
フィールドチェックは2人1組が原則。
1人の判断ではなく、複数の目で確認していきます。
また、教師だけでなく自然体験講師にも一緒に見てもらいます。
専門家の意見を聞くことで、より安全で充実した活動を展開することができるからです。

今日のフィールドチェックでは、何カ所かで「ツタウルシ」を見つけたので
それを除去しました。
また、丸太の小径があるのですが、その一部が腐食していたのでその丸太を撤去。
あとは、問題なく活動ができる状況が確認できました。

心配された天候も、気温がやや低いものの森の中は風もなく穏やかです。

そうこうしているうちに、1便の40人がバスで到着です。

まず入り口で声出しの練習から。
森の中では何かあった場合、大きな声で先生や友達を呼ぶ必要があります。
大きな声で「先生〜!!」と呼ぶ練習をして、それからいよいよ森の中へ。

森には6人がけのテーブルベンチが9台あります。
そこに座り、
①先生の見えないところには、絶対に行かないこと
②森の生き物は大切にすること
③仲間同士、助け合って遊ぶこと
この3つの約束を確認しました。

その後、40人が3グループに分かれて森探索です。

恵庭幼稚園には、森の活動を支えてくれる保護者ボランティア
「ネイチャークラブ」というものがあります。

森の活動は大人の人数によって活動の幅が変わってきます。
大人の人数が多ければ多いほど、子ども達は色々な場所で多様な活動が展開できるからです。
教師の人数には限界がありますし、教師がすべてやるというよりは
『保護者と一緒に子ども達の遊びを支える』そんな森の活動にしたかったので
「ネイチャークラブ」を作りました。

ありがたいことに、現在、約20名の保護者が登録をしてくれています。
ネイチャークラブについて書くと、それだけで20行ぐらいになるので、
今日はこの辺で。

さて、森の様子に戻りましょう。
3グループに分かれて探索の所からでしたね。

1グループは約12〜13人。
最初に全員が手をつなぎ、丸くなってメンバーを確認します。
同じグループに誰が居るのか知っておくと、森の中で誰かがはぐれそうになっても
仲間がすぐに気づいてくれます。
ただでさえ、森に来てテンションが上がっているのですから、
そこは一度落ち着いて、仲間の確認をして、それから探索です。

森の中には小川が流れています。
幅は1.5m、深さは15cm〜20cmぐらいです。
その小川に丸太橋がかかっています。
丸太橋と行っても、ただの倒木です。
その丸太をおそるおそる渡っていきます。

休日の開放で遊びに来ている子は、スイスイですが
初めての子どもにとっては、ドキドキです。
おそるおそる腰を引きながら、中には手も使って
4つんばいで渡る子もいました。

橋を渡り小川沿いに歩いて、そこから斜面を登ると
木のトンネルがあります。
これも倒木。
大きな木が倒れて、その倒木の下をくぐる所がトンネルのように
なっています。
植物の生命力はたくましく、その倒木、倒れてもまだ生きています。
というのは倒れた木から枝の部分が幹のように太くなり、
また空に向かって伸びているのです。

トンネルを抜けると、段々の斜面。
それをさらに登り、見晴らしの良いステージまできました。

「やっほ〜!」

高いところに登ると、ついつい言いたくなるのでしょうね。
先生達と子どもが森の上から声をあげていました。

探索の途中で、キノコは素手で触らないこと、
ツタはむやみに引っ張らないこと(ちぎれて落ちてくる可能性がある)、
木の枝は持ってもいいけど振り回さないことなど、森での過ごし方を学びました。

初日の今日は、このようにフィールドをぐるっと回っておしまい。
すごく物足りないですが、それぐらいでちょうど良いです。
これからも遊びに来る森です。
お楽しみはまだまだこれから。

それにしても森は良いですね。
時間の流れもゆっくりな感じがします。

花見と弁当

4月に満開の桜を見るのは、初めてかもしれません。
数年前には5月中旬の遠足でも開花しておらず、
ジャンパーを着ながらつぼみの下でお弁当を食べたのを覚えています。

それが今年は、雪も少なく陽気も早く
まさかの4月開花です。

そんなわけで、子ども達は早速、お花見。
桜の木の下でお弁当を食べていました。

こういった事ができるのがお弁当の良い所ですね。

今や恵庭市内でお弁当のある幼稚園は、恵庭幼稚園だけになってしまいました。
ある保護者から「毎日、給食にはならないのですか?」
という質問を受けたことがあります。

「毎日、給食だと1日が給食に縛られてしまいます。
 どんなに天気が良くても給食を食べに帰ってこなければなりません。
 『風が気持ち良いから外で食べよう』
 『今日は1日中、公園で過ごそう』
 そういったことができなくなります。
 子ども達には、栄養やバランスだけでなく
 自然と共に食を楽しむ経験もしてほしいと思います。」

そう答えると「私もそう思います」と言ってくれました。

恵庭幼稚園のお弁当は週2回です。
その2回は、園内だけでなく積極的に外に出て、四季の自然を感じながら
食を楽しんでいきたいと思います。

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今日の1枚

今年は本当に温かいですね。
雪が少なく、すぐに園庭で遊べたため4月から園庭遊びが充実しています。

タイトルは「今日の1枚」ですが、1枚ではもったいないので数枚を。

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お寺坐禅

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年長さんは、月に1度誕生会の日にお寺で坐禅を行います。

 
恵庭幼稚園は仏教園なので、お誓いやお唱えがあります。
ただ、これは仏教徒を育てるためではなく、生活の中で静の時間をつくること
そして自分を見つめる機会を設けるためにやっています。

年少の坐禅は1分ぐらいですが、年長ともなれば5分近く坐禅に取り組みます。
1日の中で、目をつぶり5分間黙想するのは、大人でも長いと感じるかもしれません。
子どもであれば尚更です。

でも、それを通して「自分の意志で自分の停める」ということができるようになります。
子どもにとっては、動き続けるのが当たり前、それが仕事のようなものですから
それを停めるのは至難のことです。
しかし、あえてそれに取り組むことによって
自分の意志で自分をコントロールする力がつきます。

これは発達心理学上もとても大切なことです。
やりたいことをやるだけでなく、
やらなければいけないことをやる。
それも動くのではなく停まる(止まる)
こういう経験を通して、自分(の意志)が自分(の身体)を支配し
心身共に自律が促されるようになるのです。

「毎日、遊んでばかりで大丈夫ですか?」
「年長になっても机とイスがないけど、小学校で座れますか?」

そんな質問に「大丈夫です」とハッキリ答えられるのは、
こういったことがあるからです。

3年間の坐禅で、自分の意志で自分の身体と行動をコントロールできる
子どもに成長します。

小学校に行っても、きちんと45分間座れますし
静と動のメリハリを経験している分、やるときの集中力は間違いなく高いです。

今日はお寺の本堂での坐禅。
これは年長の子ども達だけの特権。
本当の荘厳とした空気もあり、緊張感のある中で初めての坐禅が終わりました。
この写真の後は楽しい誕生会。

30分後には、遊戯室で踊り出していた子ども達でした。

「年中さんだから大丈夫!」

今年はぐずついた天気の続く4月です。
せっかく幼稚園が始まっても、カッパで登園。
なかなか外で遊べません。

でも今朝は肌寒いながらも雨もなく、
久しぶりに良い天気となりました。

子ども達も天気が良いと朝から元気です。
バスで幼稚園に着くなり、駆け足で玄関に入っていきます。

でも、玄関に入るにはちょっとした階段(2段程度)があり、
ある男の子がつまづいて転んでしまいました。

「痛っ、でも年中さんだから大丈夫!!」

すぐに起き上がり、そう言って膝についた汚れをほろい
玄関の中に入っていきました。

学年が一つ上がると言うことは、こういうことなんですね。

「年中になったのだから」
一つ大きくなったのだから、少しぐらいのことは平気。
自分に言い聞かせ、すぐに起き上がり前向きに進んでいく。

その姿にこちらが元気と勇気をもらったほどです。

新しい年が始まりました。
大人だって一つ大きくなって良いはずです。

子どもに見習い、前を向いて駆けていきたいですね。

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子ども教室入会式

幼稚園が始まって1週間が経ちました。
少しずつ慣れてきたこの時期に、
今度は子ども教室、2歳児の入会式です。

年少さんでも「小さいなぁ」と思うのに、
それよりもさらに幼い子ども達が、しっかりとイスに座って
話を聞いています。

例年、手こずるクラス写真撮影もスムーズに終え、
2歳だというのにしっかりしたものです。

子ども教室は、幼稚園本科の準備教室として
年間70日、週2回通う教室です。

「初めてバスに乗るとき、『きっとうちの子泣くわ』と思うお母さん、手を挙げて」

副園長が聞くと、約半数が手を挙げていました。
(自分から手を挙げた子どもも、、、)

木曜日が初日です。
不思議と2歳児がくると、年少さんが少ししっかりします。
どんな木曜日がくるやら。

新年度の楽しみが、今年もやってきます。

焚き火

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4月だというのに寒い日がつづきます。
薪ストーブがかかせません。

でも寒い寒いというのは、大人だけかもしれません。
子ども達は元気いっぱい、今日も外で遊んでいます。

とは言っても寒いモノは寒いです。
室内に薪ストーブがあるなら、屋外なら焚き火。

というわけで、今日は焚き火をして暖まりました。
早く焚き火をしなくて良い春の訪れを待ちわびながらです。

色んな部屋

今日は新しくなった年長の空間を紹介します。

恵庭幼稚園には色んな空間、部屋があります。
幼稚園の教室というと、
黒板があって、机とイスがあって、ピアノがあってというイメージでしょうが、
恵庭幼稚園の教室には黒板がありません。

正確に言うと今年度から黒板がすべてなくなりました。
今まで年中の教室のみ黒板がありましたが、それも外してしまいました。

「黒板」というモノ自体が「先生が何かを押しつけるように教える」という
教師=生徒という関係性の象徴のようなものだからです。

幼児教育は、子どもが自ら動き、学ぶ、「アクティブラーニング」の形式をとります。
その形式では黒板よりも、お互いの顔が見えて語り合い、議論する場の方が
学ぶ空間としてはふさわしいです。

そういった考えから、黒板をとってしまいました。
ただ、まったくないわけではなく、代わりに小さなホワイトボードがあります。
説明や紹介だけなら、これで十分です。

話がそれましたが、要は21世紀になり学びのスタイルが変わってきているので
園舎や教室もそれに合わせて変えていこうというのです。

というわけで、今日の写真です。

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年長は、和室、木の部屋、デザインされた部屋などがあります。
この他にもキッチンやアトリエもあります。
ソファーのある空間もあります。
目的別に様々な空間を用意することで、子ども達は多様な活動が展開できます。

また今年も新しくなった恵庭幼稚園。
どうぞ、遊びにきてください。