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オヤジキャンプ

2015年5月以来の投稿です。

その間、気がつけば自分は学園長となり、今は「はやきた子ども園」の園長になりました。(2016年4月から)

なので、園長日記ですが、今回は学園長日記として投稿します。

 

なぜ、今になって投稿することになったかというと、この画像を見てもらえばわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、今日は冬のオヤジキャンプの日なのです。

 

きっかけは3年前。

あるお父さんの「せっかく森があるのだったら、冬もキャンプが出来ないか?」という一言でした。

電気も水もなく、真冬にキャンプなんて誰もが本気にしませんでしたが、そこは恵庭幼稚園のオヤジ達です。

「じゃぁ、試しにやってみる?」

「災害時に冬でも生き残れるか試してみないとわかんないよね?」

そんなムチャクチャな理由で、やってみることになったのです。

 

初年度は、何もない森で焚き火をして焼肉。

雪の上の焚き火なので雪が溶けて焚き火に入り、煙がスゴい。

目はイタイは、煙はくさいはで散々でした。

それでも無事に生還して「イケるね!!」ということになり、そして2回目の昨年。

一年目の教訓をもとに、焚き火はしっかりと雪や水が入らないように。

快適なキャンプだったはずなのですが、この年はとにかく寒かった。

 

森の気温はマイナス15℃。

ビールが凍り、クーラーボックスは凍らないために使う入れ物でした。

なんとか生還したものの寒さがひどくて、「東屋を作ろう。寒くてホントにマズイ」ということになりました。

 

そして今年。

春から東屋を作り始め、10ヶ月かけて何とか完成。

今年は写真の通り、屋根もあり、壁にはブルーシートを張ってとても快適です。

 

冬の夜に灯る、森のランタン。

 

 

 

 

 

 

 

 

とても幻想的です。

そしてお父さん達が作った小屋。

 

 

 

 

 

 

 

 

屋台みたいになっていますが、中は十分快適です。

子どもの頃に「やってみたいな。でも絶対、親からダメって言われるんだろうな」というような事を、今、実現させているところです。

ツリーハウス、ハイジのブランコ、ターザンロープ、森のキャンプ(夏)、冬のキャンプ、キャンプファイヤー、川でカヌー。

好き放題、遊んでいます。

一年目5人、二年目8人、三年目の今年は13人。

少しずつ、楽しむオヤジが増えています。

親が楽しいと子どもも楽しい。

ALTのアンドリュー先生も参加し、とにかく楽しくやっています。

 

 

というわけで、なぜ園長日記を再開したか。

「学園長、『園長日記』はいつ再開するんだい?」

ついさっき、お父さん達につっこまれたからです。

また、少しずつ書き始めたいと思います。

 

避難訓練

今日は、「不審者」の避難訓練がありました。
千歳警察署の方にきていただき、実際に男性職員が不審者役に扮して侵入。
先生の「助けて〜!」の大声で、不審者の取り押さえに先生が急行。
その隙に子ども達が逃げるというシナリオです。

不審者役の男性職員は、バスの先生。
今日のために黒ずくめの服を用意してくれました。
いかにも『不審者』という、わかりやすい格好(マスクにサングラス付)であらわれ
ドスのきいた声で入ってきます。

今回の侵入先は年中ひばり組です。
担任が「助けて〜!!!!」と職員室にまで届く声で叫びます。
かけつけるのは、これもバスの先生と男性教員。
さすまたをつかって、ここからが本番です。
本気モードで戦います。

その姿を警察署の方がカメラでパシャパシャ。
自分もかけつけ、カメラでパシャッと行きたいところですが、
さすがに自分は避難場所の指揮をとらなければいけません。

一足先に園庭にでて、子ども達を迎えます。

今年初めての避難訓練と言うこともあってか、
今回は全員が避難し、安否確認報告まで4分もかかってしまいました。

次回の地震、そして火災の訓練では3分台で避難を終えたいと思います。

北清の森

今日は年長さんが初めて森に行く日です。
昨日から「明日は森なんだよね」と楽しみにしていたようで、
期待度MAXの状態で今日を迎えました。

自分は一足先に年長の先生と森に行ってフィールドチェックです。
フォールドチェックとは、子ども達が活動する場所の安全確認や活動確認のことを言います。
チェック箇所が決まっていて、遊具はロープなどのゆるみがないか、
丸太橋に危険はないか、崩れそうな斜面や折れそうな木はないか。
他にも自然の様子(植生や遊びに使えそうな枝葉など)も事前に活動し、
子ども達の活動に備えます。

このフィールドチェックで、使用しない場所や活動内容の変更も出てきます。
フィールドチェックは2人1組が原則。
1人の判断ではなく、複数の目で確認していきます。
また、教師だけでなく自然体験講師にも一緒に見てもらいます。
専門家の意見を聞くことで、より安全で充実した活動を展開することができるからです。

今日のフィールドチェックでは、何カ所かで「ツタウルシ」を見つけたので
それを除去しました。
また、丸太の小径があるのですが、その一部が腐食していたのでその丸太を撤去。
あとは、問題なく活動ができる状況が確認できました。

心配された天候も、気温がやや低いものの森の中は風もなく穏やかです。

そうこうしているうちに、1便の40人がバスで到着です。

まず入り口で声出しの練習から。
森の中では何かあった場合、大きな声で先生や友達を呼ぶ必要があります。
大きな声で「先生〜!!」と呼ぶ練習をして、それからいよいよ森の中へ。

森には6人がけのテーブルベンチが9台あります。
そこに座り、
①先生の見えないところには、絶対に行かないこと
②森の生き物は大切にすること
③仲間同士、助け合って遊ぶこと
この3つの約束を確認しました。

その後、40人が3グループに分かれて森探索です。

恵庭幼稚園には、森の活動を支えてくれる保護者ボランティア
「ネイチャークラブ」というものがあります。

森の活動は大人の人数によって活動の幅が変わってきます。
大人の人数が多ければ多いほど、子ども達は色々な場所で多様な活動が展開できるからです。
教師の人数には限界がありますし、教師がすべてやるというよりは
『保護者と一緒に子ども達の遊びを支える』そんな森の活動にしたかったので
「ネイチャークラブ」を作りました。

ありがたいことに、現在、約20名の保護者が登録をしてくれています。
ネイチャークラブについて書くと、それだけで20行ぐらいになるので、
今日はこの辺で。

さて、森の様子に戻りましょう。
3グループに分かれて探索の所からでしたね。

1グループは約12〜13人。
最初に全員が手をつなぎ、丸くなってメンバーを確認します。
同じグループに誰が居るのか知っておくと、森の中で誰かがはぐれそうになっても
仲間がすぐに気づいてくれます。
ただでさえ、森に来てテンションが上がっているのですから、
そこは一度落ち着いて、仲間の確認をして、それから探索です。

森の中には小川が流れています。
幅は1.5m、深さは15cm〜20cmぐらいです。
その小川に丸太橋がかかっています。
丸太橋と行っても、ただの倒木です。
その丸太をおそるおそる渡っていきます。

休日の開放で遊びに来ている子は、スイスイですが
初めての子どもにとっては、ドキドキです。
おそるおそる腰を引きながら、中には手も使って
4つんばいで渡る子もいました。

橋を渡り小川沿いに歩いて、そこから斜面を登ると
木のトンネルがあります。
これも倒木。
大きな木が倒れて、その倒木の下をくぐる所がトンネルのように
なっています。
植物の生命力はたくましく、その倒木、倒れてもまだ生きています。
というのは倒れた木から枝の部分が幹のように太くなり、
また空に向かって伸びているのです。

トンネルを抜けると、段々の斜面。
それをさらに登り、見晴らしの良いステージまできました。

「やっほ〜!」

高いところに登ると、ついつい言いたくなるのでしょうね。
先生達と子どもが森の上から声をあげていました。

探索の途中で、キノコは素手で触らないこと、
ツタはむやみに引っ張らないこと(ちぎれて落ちてくる可能性がある)、
木の枝は持ってもいいけど振り回さないことなど、森での過ごし方を学びました。

初日の今日は、このようにフィールドをぐるっと回っておしまい。
すごく物足りないですが、それぐらいでちょうど良いです。
これからも遊びに来る森です。
お楽しみはまだまだこれから。

それにしても森は良いですね。
時間の流れもゆっくりな感じがします。

園庭計画

この日記は、毎日の保育の様子だけでなく
自分の考えや思いも書く雑感的なものもよくアップされます。

というわけで、今回は園庭計画についてです。

恵庭幼稚園の園庭は、一見すると幼稚園らしからぬ園庭です。
一般的な幼稚園は、広いグランドがありブランコや滑り台、
アスレチックなどが置いてあります。

もちろん、ブランコもアスレチックもありますが、
それ以上にその他のものがいくつもあります。
まずは樹木。

「幼稚園の紹介」にも記載していますが、10年前まで木が1本もない園庭でした。
そこに約20本の木を植樹。
その選定は、広葉樹と針葉樹。果樹と花樹です。
今年は桜が早く咲きましたが、例年、春一番にこぶしが先、その次に梅と桜。
今は梨の白い花が咲いています。この後、木瓜の赤い花、花桃の白い花と続き、
10月のムクゲまで常に園庭のどこかで花が咲いています。

次に遊具。
園庭の遊具というとブランコやアスレチックなどを思い浮かべるでしょうが、
恵庭幼稚園の遊具は何と言ってもスコップです。しかも鉄製。
土を掘り、土を削り、水を流して水路を作ります。

もう一つは竹。
竹をつなげて井戸水の水路を作って遊びます。
ということは、井戸も遊具の一つですね。

そして土。
土は全部で5種類あります。
まずは砂が2種類。
①年少の砂場の砂は、「左官砂」と呼ばれる左官屋さんがコンクリートや
タイルなどの作業をする時に使う目の細かいサラサラした砂です。
②年中長の砂場は「山砂」と呼ばれる目があらく水を含むと少し固まる砂です。
土は3種類
③園庭のほとんどをしめるのが「火山灰」。水が染み込まず、スコップで掘ると簡単に
掘ることができます。
④砂場の近くにあるのが「黒土」畑にも敷けますし、何にでも使えます。
⑤最後に「粘土」これは井戸の近くにあって泥遊びに最高のグチャグチャ粘土です。
乾燥するとカチカチに固まることから、皿などの形にして天日干しをすると、
遊びで使う皿としては十分使えます。

マズイですね。
この調子で園庭を紹介し続けると100行を超えてしまいそうです。
園庭紹介をこの辺で終えて、タイトルに戻りましょう。

今年の園庭計画で考えているのは、年少空間の異年齢化と立体化です。
今までは、どうしても芝生のスペースは年少。
奥の園庭は年中と年長という感じでした。
それを変えようと思います。

異年齢の関わりから育つもの、
それは年長者への憧れや年少者へのいたわりといった心の面や
遊びの伝承(独楽、泥遊び、水遊びなど)、
さらに安全面においても年長者の遊ぶ姿を見ることで、
年少者が遊び方を見て覚え、結果的に危険を回避することにつながることなど
多岐にわたります。

普段の保育活動が同年齢で行うことがおおいので、
遊びは異年齢の関わりを自然と生み出していきたいと考えました。

そのために必要なのは環境(園庭)の工夫です。
ただ、一緒に遊びなさいと言っても遊べるものではありません。
ましてや、奥の園庭は様々なしかけがされていることから
5歳児には安全でも3歳児には危険なものもあります。

そういったことを配慮しながら、園庭を計画しなければなりません。

昨年、年少前の回転滑り台に登る段をつけました。
階段ではありません。段差80cmの登る段です。
回転滑り台の高さは5m近くあるので、誰でも簡単に登れるのはかえって危険です。
段差80cmを登れる子であれば、落ちる危険はありません。
(文章では伝わりにくいですね。ニュアンスは伝わるでしょうか)
この難易度は、年少だけでなく年中長にもヒットだったようで、
年中長がどんどん遊びに来ます。
それを見て、年少が登り方を覚え、また伝授され登っていきます。

年少の前に難易度の高い遊具を作ることで、必然的に他学年が遊びに来て
交流が図れるようになったのです。

また年少の砂場に黒板を2つつけました。
春の園舎改修で不要になった黒板です。
黒板への落書きは、最高に楽しい遊びの一つです。
これがあると絵の好きな子は、年少の空間で遊ぶことになるでしょう。

そして、今年やりたいのが年少砂場の上に立体遊具をつくることです。
砂場の上、高さ150cmぐらいの所に2段目、そこから段差をつけて
180cmぐらいの所に3段目。
さらに270cmぐらいのところに4段目を作り、園舎の方へ伸びていきます。
最終的には5段ぐらいにして2階のベランダとつなげ、
2階滑り台とベランダ、砂場が一体化したものにしたいと考えています。

高さにこだわるのは、もう一つ理由があります。
『俯瞰』です。
子どもの視野視点は地面に近く、とても狭いです。
その子どもの視野視点を広げるために、上からモノを見る『俯瞰』
という感覚を伝えたいのです。

平面の2次元認知ではなく、上空から全体を捉えた3次元認知の世界へ
子ども達が遊びを通して自然と導かれる。
そんな園庭の遊具があるといいなと考えました。

園庭計画は他にもあります。
ただ、これも紹介し始めると行数が、、、、。

というわけで今日はこの辺です。
子どもの遊びを考えるのは本当に楽しいです。

父母の会運営委員会

今日は午後から「父母の会運営委員会」がありました。
クラス役員のお母さん達が集まり、1年間の活動について話し合う会議です。

恵庭幼稚園の父母の会は、とても珍しく
(おそらく北海道で唯一、全国的にも聞いたことがありません)
役員が全員お父さんです。
具体的に紹介すると、会長、副会長、幹事、会計、監査。
その9名全員がお父さんという会です。

別にお母さんを入れないわけではありません。
ですが、自分が幼稚園に入った10年前からすでのそうなっていました。
その分、お父さんの親父パワーはものすごく
イベントは毎回100人以上集まりますし、お祭りにお店を出したり
去年は、ついにオヤジ劇団まで作ってしまいました。

どこまで行ってしまうのかわからないぐらいのパワーがあるオヤジですが、
実はオヤジの会はありません。

あくまでも父母の会の活動です。
(役員がオヤジばかりなので)

話がそれてきたの元に戻しましょう。

役員がオヤジなので、クラス委員はお母さんが中心です。
(「中心です」と書いたのはお父さんの年もあるからです)

恵庭幼稚園の父母の会も10年間で色々ありました。
自分が来た10年前は、クラス役員がすべてやる会でした。
すべてとは、遠足、運動会、レク、発表会、もちつき、先生への贈り物等々すべてです。
それをクラス2人の役員が全部やるいという会でした。
すさまじかったです。
仕事のようでした。

さすがにそれは大変なので、父母の会で話し合い、人数を増やすことになりました。
クラス2名のクラス役員を3名に増やすというものです。

しかし、人数が増えてもやることは同じなので結局大変。
そこで係を増やして役割を細分化しました。
また、先生への贈り物は、園としてお断りすることにし全面的になくしました。
これが結構全面的です。
「手紙もなし」です。
「ちょっとぐらい」をありにすると、最初の年は良いですが、
だんだんどこまでが「ちょっとぐらい」かわからなくなり、
変えたときの趣旨をわかっている人がいなくなると結局、元に戻るという
ことがよくあります。
なので、先生への贈り物関係は『すべて一切なし』に統一しました。
このようにクラス役員の内容を見直し、今ではクラス役員の仕事は
ほとんどレクのみになりました。

ちなみに茶話会や懇親会などもありますが、これは父母の会としての活動ではありません。
会としては「やらなくても良い。やっても良いけど」ぐらいのスタンスです。

クラス役員の決め方も変えました。
今までは希望をとって調整。
居なければ(居ない方が多いですが)担任の先生が家庭訪問の時に打診、
それでもいなければ何日もこれまた担任が各家庭に電話。
なんてこともありました。

それが昨年から、4月の参観日の時に一発勝負で公募にしました。
恵庭幼稚園の参観日出席率はほぼ100%で、クラス懇談の参加率もほぼ100%です。
去年からこの方法で行い、ほとんどこの日で決まっています。

このようにして色々と変わりながら、今の形となり、そうやって受けていただいた
クラス役員さんの顔合わせと集まりが今日の運営委員会です。
(ここまでが前置きだったら、無茶苦茶長い前置きですね)

今年は第1子の保護者が多いため、初めてクラス役員をやるお母さんがほとんどでした。

毎年のように運営委員会を見ていると、5月の第1回の時はやや緊張気味ですが
1年間の活動(親子レクなど)を進めていくうちに幼稚園に足を運ぶことや
先生と連絡を取ることも多くなるので、次第にお母さん同士や園との距離も近くなって
最後、2月の運営委員会では和気あいあい、話し出したら止まらないぐらいの感じに
なっていきます。

そして、毎回、お母さん達の口から聞かれるのは
「やってよかった」
「良い経験になった」
「他の人にも経験してほしい」
というものです。

ある本に「幼稚園時代は、ママ達の青春期」というフレーズがありました。
結婚して家庭を持ち、子どもが産まれ、学生とは違う生活の毎日ではありますが、
それらはすべてプライベートのことです。

我が子が幼稚園に入ると言うことは、親もまた親として学校に入ると言うことです。
学校での一番の思い出が授業や勉強ではなく、友達ができることや友達との関係であるように
幼稚園ママもまた、自分自身で言えばママ友ができたり、ママ友との関係が
幼稚園時代の思い出になります。
そして、幼稚園を通しての経験や思い出はプライベートとは違う、新たな公的な世界や関係づくり
でもあるのです。

中高生の時に先輩や後輩ができたように、幼稚園ママとして緩やかな先輩後輩の関係ができたり
父母会の活動やお手伝いを通して新たな人間関係や世界が広がったり。
子どもの年齢が上がれば上がるほど学校との距離感は広がっていきます。
我が子とほぼ一体の関係で学校に通う幼稚園時代だからこそ、「ママ達の青春期」というわけです。

その青春期にクラス役員になるということは、部活や生徒会に入るようなものです(大袈裟に言えば)
大変ですが、大変だからこそ達成感があり、世界が広がり、自分自身にかえってくるものも大きいのでしょう。

「お母さん、頑張ったねと我が子に言われたのが嬉しかったです」
「他のお母さんから、レク楽しかったよと声をかけられたのが嬉しかったです」

自ら行動を起こせば、必ず何かが生まれ、それは自分にかえってきます。
それが「子ども達の為」であれば、プラスの結果以外考えられません。

我が子と共に、我が子以外の子どもの事も考え、
クラス役員として頑張ってくれるお母さん達。
園としても、私自身も精一杯応援します。

皆で一緒に「ママ達の青春期」を楽しみましょう!!

こすもす保育園開園式

今日は新しい「恵庭市こすもす保育園」の開園式です。
こすもす保育園は、昨年度よりリズム学園が運営委託を受けて開設している
公立の保育園です。

運営しているのはリズム学園ですが、設置しているのは恵庭市なので
名称も「学校法人リズム学園 恵庭市こすもす保育園」となっています。

元々は駅前にある旧園舎(築30年以上)にあったのですが、老朽化(耐震問題)と
駅前再開発計画により、今回、駅前ビルの1階に入りました。

公立の保育園で駅ビルに入っているのは北海道唯一です。
よく都市部で駅やビル内で保育所を見かけますが、これらは民間の保育園です。
繰り返しになりますが、こすもす保育園はリズム学園が運営しているモノの
公立ですので、全国的にも珍しいケースですね。

駅ビルのため園庭は10m四方あるかないか。
そのハンデを逆手にとって、どれだけ面白い園庭を作るか。
広い敷地を持つよりもワクワクします。

学校法人である恵庭幼稚園(リズム学園)が保育園を始めようと思ったのは、
保護者の声がきっかけです。

「恵庭幼稚園の教育を受けさせたいのですが、共働きのため通わせることができません」

幼稚園には預かり保育の制度があるものの土曜日はやっていません。
また、0歳〜2歳児はやっていないため、職場復帰にも制限が出てきます。

「保護者の就労の状況に関わらず、恵庭幼稚園の教育を受けられるようにしたい」

それが保育園を始める理由でした。
ですので、こすもす保育園は社会福祉法人ではありません。
学校法人、つまり学校が運営する保育園です。

そのため3歳児以上は学校教育を基本に保育を進めていきます。
と、強く言いたいところですが現在、こすもす保育園に通っている子ども達は、
保護者がこういった考えに賛同してこすもす保育園を選んだ訳ではありません。

恵庭市が恵庭幼稚園に決めて、在園途中で運営が変わったのです。
なので、3歳児以上の教育内容については、徐々にでしょうね。

それでもこの1年で子ども達は変わってきました。
「自ら考え、自ら行動する」
「生活や遊びの中に知的活動を取り入れ、知的興味関心を養う」
少しずつではありますが、教育の成果が見られます。

新しい園舎では、保育スタイルも新園舎に合わせたものにしました。
0歳〜2歳は、食べる、寝る、遊ぶのゾーンをしっかり分け、
特に0歳児は1日の流れも個別の生活リズムに合わせて保育をしています。
わかりやすく言うと、全員一斉に食べる、寝る、遊ぶをしないということです。
0歳や1歳は、一人ひとり生活リズムが違います。
それを無視して全員同じにすると、食べたくないのに食べさせられる、
眠たくないのに寝かされる、休みたいのに遊ばされることになります。
これでは一人ひとりを大切にしていません。

0歳、1歳の丁寧な関わりが、3歳〜5歳の育ちに関わってきます。
家庭の代わりとなる保育園だからこそ、家庭と同じように一人ひとりに
あわせた保育をしていきます。

また、室内の遊具や教材は木製や布製を基本として質の高いものを。
3歳〜5歳も食べる、寝る、遊ぶを分け、異年齢を基本としたクラス編成をしています。

詳細は保育園のホームページに任せることとして、
いよいよリズム学園の保育園が新しい場所でスタートすることになりました。
恵庭幼稚園とも良い意味でお互い刺激を受けながら、
「子どもが育つ」場所を作っていきたいと思います。

花見と弁当

4月に満開の桜を見るのは、初めてかもしれません。
数年前には5月中旬の遠足でも開花しておらず、
ジャンパーを着ながらつぼみの下でお弁当を食べたのを覚えています。

それが今年は、雪も少なく陽気も早く
まさかの4月開花です。

そんなわけで、子ども達は早速、お花見。
桜の木の下でお弁当を食べていました。

こういった事ができるのがお弁当の良い所ですね。

今や恵庭市内でお弁当のある幼稚園は、恵庭幼稚園だけになってしまいました。
ある保護者から「毎日、給食にはならないのですか?」
という質問を受けたことがあります。

「毎日、給食だと1日が給食に縛られてしまいます。
 どんなに天気が良くても給食を食べに帰ってこなければなりません。
 『風が気持ち良いから外で食べよう』
 『今日は1日中、公園で過ごそう』
 そういったことができなくなります。
 子ども達には、栄養やバランスだけでなく
 自然と共に食を楽しむ経験もしてほしいと思います。」

そう答えると「私もそう思います」と言ってくれました。

恵庭幼稚園のお弁当は週2回です。
その2回は、園内だけでなく積極的に外に出て、四季の自然を感じながら
食を楽しんでいきたいと思います。

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今日の1枚

今年は本当に温かいですね。
雪が少なく、すぐに園庭で遊べたため4月から園庭遊びが充実しています。

タイトルは「今日の1枚」ですが、1枚ではもったいないので数枚を。

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お寺坐禅

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年長さんは、月に1度誕生会の日にお寺で坐禅を行います。

 
恵庭幼稚園は仏教園なので、お誓いやお唱えがあります。
ただ、これは仏教徒を育てるためではなく、生活の中で静の時間をつくること
そして自分を見つめる機会を設けるためにやっています。

年少の坐禅は1分ぐらいですが、年長ともなれば5分近く坐禅に取り組みます。
1日の中で、目をつぶり5分間黙想するのは、大人でも長いと感じるかもしれません。
子どもであれば尚更です。

でも、それを通して「自分の意志で自分の停める」ということができるようになります。
子どもにとっては、動き続けるのが当たり前、それが仕事のようなものですから
それを停めるのは至難のことです。
しかし、あえてそれに取り組むことによって
自分の意志で自分をコントロールする力がつきます。

これは発達心理学上もとても大切なことです。
やりたいことをやるだけでなく、
やらなければいけないことをやる。
それも動くのではなく停まる(止まる)
こういう経験を通して、自分(の意志)が自分(の身体)を支配し
心身共に自律が促されるようになるのです。

「毎日、遊んでばかりで大丈夫ですか?」
「年長になっても机とイスがないけど、小学校で座れますか?」

そんな質問に「大丈夫です」とハッキリ答えられるのは、
こういったことがあるからです。

3年間の坐禅で、自分の意志で自分の身体と行動をコントロールできる
子どもに成長します。

小学校に行っても、きちんと45分間座れますし
静と動のメリハリを経験している分、やるときの集中力は間違いなく高いです。

今日はお寺の本堂での坐禅。
これは年長の子ども達だけの特権。
本当の荘厳とした空気もあり、緊張感のある中で初めての坐禅が終わりました。
この写真の後は楽しい誕生会。

30分後には、遊戯室で踊り出していた子ども達でした。

全国学力調査

今年も小学6年生と中学3年生で全国学力調査が行われました。
今年は3年ぶりに理科が実施され、その内容には少し驚かされました。

というのも、理科の問題のほとんどが観察と実験ばかりだったからです。
算数と国語は、A問題B問題に分け、基本と応用を見る問題が作られていました。
同じように理科も基本的知識(暗記)を問う問題と応用の問題で編成されるかと思ったのですが、
ほとんどが観察と実験。

これは、今後の学力が20世紀学力と言われる知識集約型から
21世紀学力と言われる知力活用型に移る中、
学校で問われる学力も大きくシフトしているということです。

具体的な問題を見て、感じることがありました。

例えば「振り子」の問題。
振り子の長さやおもりの重さを変えると、振り子の動きはどう変わるかという問題でした。
知識を使って答えられなくもないですが、小さい頃から遊んでいる子どもは
身体感覚によって本能的に答えることも可能です。
なぜなら、振り子はそのままブランコと同じだからです。
ただ、いつも同じブランコで遊んでいては答えられません。
自由に使えるロープであったり、森の中にあるようなハイジのブランコであったり
色んな経験をしている子どもは、身体感覚で答えることが出来るでしょう。

他の設問にはメダカの問題もありました。
ただ、実際にメダカを見たことがある子は北海道にどれくらいいるでしょうか。
園庭でメダカを自由に捕まえたり、森でヤマメを釣ったり。
そういった実体験が知識を身体化し、知恵へとつなげていくのでしょう。

暗記を否定するわけではありません。
知識は知恵を活かす材料です。
材料が無ければ知恵も活かしようがないですから。

しかし、材料だけ合ってもものは作れません。
そのためにどうするか。
やっぱり遊ぶしかありません。

それも決められた遊びではなく、自由な発想の遊びです。
今回の全国学力調査を見て、あらためて幼少期(小学3年生頃迄)に
思いきり遊ぶことの大切さを感じました。