市民先生

今日は幼稚園ではなくて、今年の4月から始めた民間学童ONE STEPの話題を一つ。

学童保育とは、保護者が仕事をしている家庭の子どもを預かる施設です。
恵庭市の場合は、市の学童しかなく、利用条件は上述の通り保護者の就労です。
また、活動についても制約が多く、基本的には屋内(室内)のみです。

共働き世帯の増加に伴い学童保育利用者も増え、現在、恵庭市ではパンクに近い状態になっています。
40人近い児童が1つの部屋に入り、毎日、同じ顔ぶれで、毎日、同じ遊ぶもの、同じ場所で1年間を過ごす。

本来、学童期は学校で知識を学び、放課後は色々な経験をして知恵をつけるのが、その過ごし方です。
幼児期に遊びが大切なように学童期にも放課後の豊かな遊びは必要なのです。

せっかく、恵庭幼稚園で思いきり遊び、経験の質を高めたとしても
小学校に行ってそれが失われるのであれば、伸びるモノも伸びません。
「後伸びする力」をつけても「後」がないのですから。

そこで、豊かな放課後をつくるため、ONE STEP(ワンステップ)という民間学童を始めました。
豊かな放課後が必要なのは、なにも保護者が就労している子どもだけではないはずです。
そのため、ONE STEPでは、保護者の就労を条件とせず、市内すべての子どもを対象に実施しています。
また、プログラムは屋外遊びを基本として、地域の様々な大人と出会い、多様な経験をするものとしています。

幼稚園で培った知的好奇心は、小学校の学習(授業)で、
行動力や創造力は、放課後の遊びや経験で生きるものと考えています。

、、、と、またしても前振りが長くなってしまいました。

そんなONE STEPでは、地域の方を先生にしています。
市民先生です。

その市民先生によるプログラムが、今日ありました。(これがメインの話です)
「美しいまちづくり」恵庭ネットワークのみなさんで、
市内の小中学校で華道や茶道のボランティアをしている団体です。

初めての今日は、野に生える草花を使って簡単な生け花を教えてくれました。
花を生けることは幼稚園ではやっていなかったので、子ども達も興味津々。
とても楽しそうでした。

これから月に一回、市民先生として華道や茶道のプログラムを提供、協力してくれます。

幼稚園や小学校も、今までは「子どもは園や学校の先生が教える」というのが当たり前でした。
しかし、内容によってはもっと地域の方に甘えても良いのかなと思います。

『地域の子どもは地域の大人が育てる』

そんな気持ちをもった大人が増えれば、その街で育つ子どもは健やかに大きくなるのではないでしょうか。

まだ生まれたばかりの民間学童ONE STEPですが、良いスタートが切れました。