こすもす保育園開園式

今日は新しい「恵庭市こすもす保育園」の開園式です。
こすもす保育園は、昨年度よりリズム学園が運営委託を受けて開設している
公立の保育園です。

運営しているのはリズム学園ですが、設置しているのは恵庭市なので
名称も「学校法人リズム学園 恵庭市こすもす保育園」となっています。

元々は駅前にある旧園舎(築30年以上)にあったのですが、老朽化(耐震問題)と
駅前再開発計画により、今回、駅前ビルの1階に入りました。

公立の保育園で駅ビルに入っているのは北海道唯一です。
よく都市部で駅やビル内で保育所を見かけますが、これらは民間の保育園です。
繰り返しになりますが、こすもす保育園はリズム学園が運営しているモノの
公立ですので、全国的にも珍しいケースですね。

駅ビルのため園庭は10m四方あるかないか。
そのハンデを逆手にとって、どれだけ面白い園庭を作るか。
広い敷地を持つよりもワクワクします。

学校法人である恵庭幼稚園(リズム学園)が保育園を始めようと思ったのは、
保護者の声がきっかけです。

「恵庭幼稚園の教育を受けさせたいのですが、共働きのため通わせることができません」

幼稚園には預かり保育の制度があるものの土曜日はやっていません。
また、0歳〜2歳児はやっていないため、職場復帰にも制限が出てきます。

「保護者の就労の状況に関わらず、恵庭幼稚園の教育を受けられるようにしたい」

それが保育園を始める理由でした。
ですので、こすもす保育園は社会福祉法人ではありません。
学校法人、つまり学校が運営する保育園です。

そのため3歳児以上は学校教育を基本に保育を進めていきます。
と、強く言いたいところですが現在、こすもす保育園に通っている子ども達は、
保護者がこういった考えに賛同してこすもす保育園を選んだ訳ではありません。

恵庭市が恵庭幼稚園に決めて、在園途中で運営が変わったのです。
なので、3歳児以上の教育内容については、徐々にでしょうね。

それでもこの1年で子ども達は変わってきました。
「自ら考え、自ら行動する」
「生活や遊びの中に知的活動を取り入れ、知的興味関心を養う」
少しずつではありますが、教育の成果が見られます。

新しい園舎では、保育スタイルも新園舎に合わせたものにしました。
0歳〜2歳は、食べる、寝る、遊ぶのゾーンをしっかり分け、
特に0歳児は1日の流れも個別の生活リズムに合わせて保育をしています。
わかりやすく言うと、全員一斉に食べる、寝る、遊ぶをしないということです。
0歳や1歳は、一人ひとり生活リズムが違います。
それを無視して全員同じにすると、食べたくないのに食べさせられる、
眠たくないのに寝かされる、休みたいのに遊ばされることになります。
これでは一人ひとりを大切にしていません。

0歳、1歳の丁寧な関わりが、3歳〜5歳の育ちに関わってきます。
家庭の代わりとなる保育園だからこそ、家庭と同じように一人ひとりに
あわせた保育をしていきます。

また、室内の遊具や教材は木製や布製を基本として質の高いものを。
3歳〜5歳も食べる、寝る、遊ぶを分け、異年齢を基本としたクラス編成をしています。

詳細は保育園のホームページに任せることとして、
いよいよリズム学園の保育園が新しい場所でスタートすることになりました。
恵庭幼稚園とも良い意味でお互い刺激を受けながら、
「子どもが育つ」場所を作っていきたいと思います。