父母の会運営委員会

今日は午後から「父母の会運営委員会」がありました。
クラス役員のお母さん達が集まり、1年間の活動について話し合う会議です。

恵庭幼稚園の父母の会は、とても珍しく
(おそらく北海道で唯一、全国的にも聞いたことがありません)
役員が全員お父さんです。
具体的に紹介すると、会長、副会長、幹事、会計、監査。
その9名全員がお父さんという会です。

別にお母さんを入れないわけではありません。
ですが、自分が幼稚園に入った10年前からすでのそうなっていました。
その分、お父さんの親父パワーはものすごく
イベントは毎回100人以上集まりますし、お祭りにお店を出したり
去年は、ついにオヤジ劇団まで作ってしまいました。

どこまで行ってしまうのかわからないぐらいのパワーがあるオヤジですが、
実はオヤジの会はありません。

あくまでも父母の会の活動です。
(役員がオヤジばかりなので)

話がそれてきたの元に戻しましょう。

役員がオヤジなので、クラス委員はお母さんが中心です。
(「中心です」と書いたのはお父さんの年もあるからです)

恵庭幼稚園の父母の会も10年間で色々ありました。
自分が来た10年前は、クラス役員がすべてやる会でした。
すべてとは、遠足、運動会、レク、発表会、もちつき、先生への贈り物等々すべてです。
それをクラス2人の役員が全部やるいという会でした。
すさまじかったです。
仕事のようでした。

さすがにそれは大変なので、父母の会で話し合い、人数を増やすことになりました。
クラス2名のクラス役員を3名に増やすというものです。

しかし、人数が増えてもやることは同じなので結局大変。
そこで係を増やして役割を細分化しました。
また、先生への贈り物は、園としてお断りすることにし全面的になくしました。
これが結構全面的です。
「手紙もなし」です。
「ちょっとぐらい」をありにすると、最初の年は良いですが、
だんだんどこまでが「ちょっとぐらい」かわからなくなり、
変えたときの趣旨をわかっている人がいなくなると結局、元に戻るという
ことがよくあります。
なので、先生への贈り物関係は『すべて一切なし』に統一しました。
このようにクラス役員の内容を見直し、今ではクラス役員の仕事は
ほとんどレクのみになりました。

ちなみに茶話会や懇親会などもありますが、これは父母の会としての活動ではありません。
会としては「やらなくても良い。やっても良いけど」ぐらいのスタンスです。

クラス役員の決め方も変えました。
今までは希望をとって調整。
居なければ(居ない方が多いですが)担任の先生が家庭訪問の時に打診、
それでもいなければ何日もこれまた担任が各家庭に電話。
なんてこともありました。

それが昨年から、4月の参観日の時に一発勝負で公募にしました。
恵庭幼稚園の参観日出席率はほぼ100%で、クラス懇談の参加率もほぼ100%です。
去年からこの方法で行い、ほとんどこの日で決まっています。

このようにして色々と変わりながら、今の形となり、そうやって受けていただいた
クラス役員さんの顔合わせと集まりが今日の運営委員会です。
(ここまでが前置きだったら、無茶苦茶長い前置きですね)

今年は第1子の保護者が多いため、初めてクラス役員をやるお母さんがほとんどでした。

毎年のように運営委員会を見ていると、5月の第1回の時はやや緊張気味ですが
1年間の活動(親子レクなど)を進めていくうちに幼稚園に足を運ぶことや
先生と連絡を取ることも多くなるので、次第にお母さん同士や園との距離も近くなって
最後、2月の運営委員会では和気あいあい、話し出したら止まらないぐらいの感じに
なっていきます。

そして、毎回、お母さん達の口から聞かれるのは
「やってよかった」
「良い経験になった」
「他の人にも経験してほしい」
というものです。

ある本に「幼稚園時代は、ママ達の青春期」というフレーズがありました。
結婚して家庭を持ち、子どもが産まれ、学生とは違う生活の毎日ではありますが、
それらはすべてプライベートのことです。

我が子が幼稚園に入ると言うことは、親もまた親として学校に入ると言うことです。
学校での一番の思い出が授業や勉強ではなく、友達ができることや友達との関係であるように
幼稚園ママもまた、自分自身で言えばママ友ができたり、ママ友との関係が
幼稚園時代の思い出になります。
そして、幼稚園を通しての経験や思い出はプライベートとは違う、新たな公的な世界や関係づくり
でもあるのです。

中高生の時に先輩や後輩ができたように、幼稚園ママとして緩やかな先輩後輩の関係ができたり
父母会の活動やお手伝いを通して新たな人間関係や世界が広がったり。
子どもの年齢が上がれば上がるほど学校との距離感は広がっていきます。
我が子とほぼ一体の関係で学校に通う幼稚園時代だからこそ、「ママ達の青春期」というわけです。

その青春期にクラス役員になるということは、部活や生徒会に入るようなものです(大袈裟に言えば)
大変ですが、大変だからこそ達成感があり、世界が広がり、自分自身にかえってくるものも大きいのでしょう。

「お母さん、頑張ったねと我が子に言われたのが嬉しかったです」
「他のお母さんから、レク楽しかったよと声をかけられたのが嬉しかったです」

自ら行動を起こせば、必ず何かが生まれ、それは自分にかえってきます。
それが「子ども達の為」であれば、プラスの結果以外考えられません。

我が子と共に、我が子以外の子どもの事も考え、
クラス役員として頑張ってくれるお母さん達。
園としても、私自身も精一杯応援します。

皆で一緒に「ママ達の青春期」を楽しみましょう!!