給食メニュー(和食)

「玄米ご飯、茄子の梅肉ダレ、インゲンの黒胡麻和え、鯖の醤油煮」

ある日の幼稚園の給食です。
ハンバーグ、スパゲティー、ウインナーといった内容の給食はほとんど出ません。
偏っているほど和食中心です。

幼児期の味覚は一生の味を支えると言われています。
食は文化です。
和食は世界に誇る日本の文化です。
幼児期に数多くの和食と出会うことは、きっと子ども達のこれからの食を
豊かにしてくれると信じています。

週3日は和食中心の給食。
週2日はお母さんの手作り弁当。

好きなものはお弁当で食べて、
ちょっと苦手なものは給食としてみんなで食べて克服。
そして、年少から入った3年後には、和食が好物の一つに。

「恵庭幼稚園出身の子は、ご飯をよく食べる」
ある小学校の先生からいただいた言葉です。

臨時休園の対応(悪天候)

「最悪を想定し、最善の行動を取る」
これが危機管理の前提だと考えます。
「万全の対応をして何もなかったが一番」
これも同じです。

自然災害は、いつ、どこで、何が起こるかわかりません。
また、自然は急に変化します。
なので、その都度、その都度の判断よりも
最悪を想定した万全の対応を何よりも優先したいと考えています。

そういった考えが
「石狩南部に暴風警報、暴風雪警報が出されたら休園」
「大雪でバス送迎が困難と予想された休園」
「台風、大雨でバス停での待機が困難と予想されたら休園」
という基準にあらわれています。

メール連絡網と欠席連絡

恵庭幼稚園のメール連絡網は、園児全員の一斉送信です。
業者によるメール配信サービスの中には、クラスだけ、バスコースだけというものもあります。
そういったサービスを利用することもできるのですが、正直、利用料金が、、、。

当初は導入コストを抑えるために一斉送信のみの配信サービスを利用していたのですが、
思わぬ効果も見られました。
それは、園の保護者が皆、情報を共有できるということです。
大雪が降った日、自分のコース以外もバスの遅れが気になったりします。
雨の日は、違う学年の遠足が延期になるかどうかも気になるものです。
園から発信する情報は、どの学年のものであっても、皆で共有する。
そのことで一体感のようなものも生まれてきました。

電話による連絡網は、伝言ゲームのように内容が変わってしまったり
次の方が繋がらなかったりと不具合がありました。
連絡網をメールに一本化してからは、瞬時に確実に伝えたいことを伝えられるのでとても良いです。

連絡網、写真販売、父母の会活動など、色々な所でITを活用していますが、
欠席連絡だけはメールにはしません。
文字から子どもの様子、お母さんの大変さは伝わってこないからです。
心配だから声を聞きたい、様子を知りたい。
そこはアナログでいきたいと思います。

バス送迎

「なぜ、全員バスなのですか?」
たまに保護者から聞かれることがあります。

恵庭幼稚園は、一年中バスがフル稼働します。
春は野山に、夏は海に、秋は紅葉を見に、冬は雪遊びしに
遠足以外でも、しょっちゅうバスで園外に出ます。

送迎でも使いますが、それと同じくらい保育でも使うので
バス代が保育料に含まれています。

バス代がかからないとなると子どもは「バスに乗りたい」となります。
乗りたい時だけ乗るという方法もあるのですが、
そうなるとバスの運行スケジュールを組むのがとても難しくなります。

なので、基本、全員バス。
バスに乗るのを前提として運行スケジュールを組む。

となったわけです。

連絡帳

「連絡帳」の使い方は幼稚園によって結構、違います。
日記のように家庭とやりとりをする園や
「今日、お迎えに行きます」など連絡のみに使う園。
恵庭幼稚園はというと「連絡を主にして、たまに様子も伝える」という使い方です。

それでも年少(3歳児)は、こまめに連絡帳でやりとりをします。
子どもが自分の口で園の様子を伝えられないからです。
年中(4歳児)、年長(5歳児)と学年が上がるにつれて
連絡帳で園の様子を伝える頻度は少なくなっていきます。

また、連絡帳を書くときは1日預かることが多いです。
保育中に連絡帳を書くと、どうしても子どもから目が離れます。

できるだけ、保育中は子どもの保育に専念したいため
連絡帳は保育後に書くようになってしまうのです。

園によって違う、連絡帳の使い方。
どれが良くて、どれがいけないというのではなく、
それぞれの園の連絡帳に対する考え方の違いだと思います。

園服(正装)

毎日外で遊ぶ恵庭幼稚園では、園服は登降園のバスでしか着ていません。
「それなら、園服いらないんじゃないの?」
そんな声も聞こえて来そうですが、それが必要なのです。

服を着替えることは心構えを着替えることにも通じます。
スーツを着ると気持ちも引き締まります。
お洒落して出かけると心もウキウキします。

今まで毎日お母さんと一緒だった子どもが離れて一人で幼稚園に行くには
心構えも必要なのです。
園服を着て、気持ちを切り替えて
「僕は幼稚園に行くんだ」
そう自覚する儀式の一つでもあります。
小学校で言えばランドセルを背負うのと同じようなものでしょうか。

遊びが中心の幼稚園でも、しつけとけじめは大切にしています。
幼稚園に行く時は園服。
始業式など儀式の時は正装。
幼児であっても公共、公(おおやけ)の意識は持たせたいと思います。

薄着(園内の温度)

「恵庭幼稚園の中って寒いよね」
冬場にそんな声を保護者の方から聞くことがあります。
確かに一般的な幼稚園よりは寒いかもしれません。
でも、それには理由があります。

乳幼児期にハッキリとした暑さと寒さを感じると
自律神経(身体を守り、防御をつかさどる神経)が刺激され、
健康な身体が作られます。

また、幼児は大人に比べて代謝量が盛んで発汗量も多いため
必要以上に暖かいと汗が冷えて風邪を引きやすくなります。

冬だけでなく晩秋、初冬も、できるだけ薄着を進めているのは
こういった理由からです。

ちなみに冬期間の暖房温度設定は約20度です。

お便り

園から配布されるプリントは、お便りと呼ばれています。
事務的なことを伝えるお便りは、回覧板と一緒です。
でも、先生が出す便りは回覧板とは違います。
「先日、こんなことがありました。・・・」
こんな書き出しで始まる便りは、連絡というより手紙です。
便りで伝えたいのは、子どもの育ちと担任の気持ちです。
気持ちは連絡で届くものではありません。
「お便りという名のお手紙」
そんな気持ちで便りを作っています。

仏教保育とは

恵庭幼稚園は仏教園です。昭和33年、市内に幼稚園が一つもないことから曹洞宗大安寺が開園しました。
仏教園であるから仏教を教えるかというとそうではありません。
仏教精神で子ども達を育てるというのが理念です。
では、仏教精神とは何か?というと
わかりやすく言えば、「生命を大切にする」「より良い人になる」ということです。
「生命を大切にする」ことは、仲間を大切にすることにもつながります。
自分自身を大切にすることもそうです。
「より良い人になる」ことは、人としての善悪を学び
善い行いをするということです。

仏教園でありながら仏教色が強くないのは、
形式よりも精神を重んじるからです。

「仲間を大切にしよう」
「善い行いをしよう」

それが仏教保育でもあるのです。